久々の更新、キルギスにて
生存報告日記という目的を忘れ、シンガポールを出国して以来、約3ヶ月もブログを放置してしまった。シンガポールを離れたあと、僕にとってはとても思い出深い、マレーシアの田舎の村で、3週間近く過ごした。暑さと、Wifi環境がないので、完全に更新が滞ってしまった。そのまま3ヶ月が過ぎた。
東南アジアの熱にやられた僕も、今はキルギスの圧倒的に素敵な自然を満喫して、ようやく落ち着きを取り戻し、ブログを再開すると言う考えが頭をよぎり、やっと編集ページを開いた。
キルギスに至るまでの近況を書いてみようと思う。
シンガポールから国境を越えてマレーシアに入ったあとは、マラッカ、クアラルンプール、イポー、ペナンのジョージタウンと、徐々に北上した。その後、ペナンの北の端にある、ケダ州すぐ近くの田舎の村に3週間近くいた。オーストラリアで会ったマレーシア人の家に居候させてもらっていたのだった。かなり田舎で外国人も珍しいようなところで、いろいろな人に親切にしてもらい、人の温かさに触れた忙しい生活を送った。村の結婚式に3回も出席したり、家族旅行にも連れて行ってもらい、養子にならないかと言われ、出発する時には村長さんもきてお別れ会まで開いてもらった。
マレーシアのあとは、タイのハジャイ、そしてバンコクでは、ゴールデンウィークに合わせて日本から友人がきて、一緒に旅行した。その後、カンボジアへ行き、日本から来た別の友人とアンコールワットをまわった。プノンペンへ行き、そしてベトナムのホーチミンへ着いた。
ホーチミンからは、一度日本へ帰り、少しだけ滞在するつもりが、結局実家でだらだら過ごし、韓国のソウルへと飛んだ。中国のウルムチからバスでカザフスタンのアルマトイ、そしてキルギスに入り、山を登ったり、馬に乗ったりして、今に至る。
日本では紫陽花が咲いていて、季節の感覚が狂った。濃く凝縮された時間の割には、まだ半年しか過ぎてないという驚きと同時に、半年たってもまだ時差が日本から3時間しかない国をウロウロしていることへの距離的な焦りを感じた。
この後、中央アジアをまわったのちに、陸路でヨーロッパへと向かおうと思う。
仕事を辞めた日が、遠い昔のようだ。
たくさんの思い出と、選別仕切れない数の写真を手に入れたので、少しは、ブログを書く時間を作って、残していこうと思う。
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