masa tabi blog

旅と写真と生存報告日記

変な木をみに行く Day98

Day98 / Wednesday, March 28, 2018
Singapore

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シンガポール2日目。長い1日になった。

朝起きて、宿の朝食を食べる。朝食と言っても、食パンとジャムがおいてあるだけのシンプルすぎるやつ。朝食付きと書いてあるゲストハウスはあるけど、場所によって全然違う。そう考えると、ウブドのゲストハウスは何もかも最高だった。

パンを食べていると、バングラディッシュ人が来て少し話し、そのあとパキスタン人と話をした。パキスラン人Dは、プログラマーウェブデザイナーで、旅行しながら時々パソコンで仕事をしているそうだ。シンガポールやタイ、マレーシアには何度か行った頃があるらしい。だから暇なんだそうで、一緒に出掛けることになった。

場所はボタニックガーデン。僕は、蘭庭園に行きたかった。

彼はツーリストカードを持っていて乗り放題だったんだけど、僕はそうじゃない。バスはお釣りがないので、みんなICのカードを持ってる。誰もお金で払っている人はいない。

バスの中では色々話をした。日本のビザは取るのが難しいだとか、パキスタンとインドの関係だとか。
彼は、シンガポールが綺麗、クリーンだってずっと言っていたけど、僕はもっと綺麗なパースから来たからか、そんな風に感じなかった。
他のアジアに比べたら、シンガポールはかなり綺麗だけど、シンガポールを100とするなら、日本は130ぐらい、そしてパースは200ぐらいだと思う。それぞれ部分的にしか知らないけれど。やっぱりパースは綺麗。

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ボタニックガーデンにつくと、彼は自撮りをしたり、歌い出したり、写真を撮ってくれと言う。僕はいつの間にか専属カメラマンになっていた。ちょっとした斜面を降りるとき、手を繋いできたのがびっくりした。日本人ではそんなことないから。

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蘭庭園は素敵だった。各国のVIPが植えた蘭コーナーがあり、その一角には、日本の場所もあり、天皇陛下の植えた蘭があった。
パキスタン人のDは、アメリカが嫌いだそうで、オバマ元大統領やブッシュ元大統領の奥さんの植えた蘭をみて、悪態を付いていた。そして、自分もこの場所に蘭を植えるんだって言ってた。公の場で、アメリカを真っ向から否定する言葉って、日本では聞かないので、新鮮だった。

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パキスタン人Dは面白くて、マップはあまり見ない主義だとかいってるくせに、ちゃんとSIMカード買って、行き先と乗り換えは、頻繁にGoogleMapsで調べ、一分単位で移動時間を短縮したがる。せっかちな人間だった。
昼ごはんを食べに、Lau Pa Sat Food Court と言うホーカーセンターまでバスに乗り継いで行った。バスでまわると色々みれて面白い。伊勢丹やら高島屋やらある場所は、栄えていた。
こんなにバスに乗るのなら、ツーリストパス買っても良かったなと思った。

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ホーカーセンターは、屋台市場のようなところで、ビルの群れの真ん中にある。お昼休みの時間には、人でめっちゃ賑わう。いろんな会社の人が食堂みたいにして使っているんだと思う。50以上のお店が入っていて、選ぶのに迷う。
日本にもあったらいいのにと思う。

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色々見てまわった後、人が並んでいたお店に行ってみた。
どうやって注文するのか並んでいた女の人に聞いたら、丁寧に教えてくれた。6個好きな具材をとって、麺が欲しければそれを注文するというもの。もし具材を増やしたかったら、一つなんとかドルだよって。
白菜の束と、小さい魚肉団子が同じ値段なので、貧乏性で優柔不断の僕は、選ぶのに迷った。湯葉もあったので、お皿に入れた。

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女の人に日本人か聞かれたので、そうだよって言うと、隣人が日本人なんだって教えてくれた。英語の発音が日本人っぽいので、すぐにわかったって言われた。
僕は、日本人に見えるかどうか聞いたら、中国人に見えるって言われた。この髪型のせいだと思う。

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白い麺を注文し、具材と麺をゆでてくれる。5ドルでこれは安いと思う。優しい味がして美味しい。白菜たくさん。
 
パキスタン人Dはムスリムなので、ハラールのものしか食べれない。ホーカーセンターには、インド料理屋もたくさんあって、ハラールの料理が手に入る。
豚肉は入ってないけど、この麺食べれないの?って聞いたら、それもダメだって言っていた。ムスリムが作ったものしか食べれないらしい。ニワトリもムスリムの作法に沿って絞めたものしかダメだとか。いろいろルールがあるみたいだ。
僕はハラールについてもっと知る必要があると思った。
同じものを注文してもハラールにしてもらうと、高くなるらしい。ここだと10ドルだっって言ってた。彼の故郷のパキスタンのカラチだと、同じものが80セントで食べれるって肩をおとして言っていた。
10分の1はつらい。僕が物価高い高いって言っているのとは比べものにならない。申し訳なくなるぐらい物価に差がある。彼の出身地、カラチは世界で三番目に物価が安いとか。一番はどこなの?って聞いたら、ダマスカスだって。ボムボムっていってた。
 
ムスリムはお祈りを1日に5回するという話になって、今日はお祈りしないの?って聞いたらごにょごにょしてた。お酒飲んだことあるって聞いたら、それは一回もないって言っていた。

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宿で少し休んだあと、個性の強いパキスタン人Dとわかれ、僕は一人でオシャレな建物を見るために、カトンまで行った。電車にのってEunos駅からずっと歩いた。バスに乗れば良かった。疲れた。おしゃれな家はほんの一角だけだった。

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カトン近辺はムスリムが多いみたいで、駅のそばにはムスリムのお店がたくさんあった。ヘジャブ屋さんもある。

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また電車に乗り、マリーナベイへ向かう。
雨が降ってきたのだけど、シンガポールの道は雨で濡れるとツルツル滑るとこが多い、危ない。マリーナベイ・サンズはでかい、すごい建物。

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建物の中を通って変な木をみに行く。スーパーツリーはこんなものなのかって感じだったけど、近未来的でテンションが上がる。観光客は多かった。悪天候で橋を歩くのはできなかった。

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イルミネーションを見てから、マリーナベイ沿いを歩く。横浜みたい。

おしゃれなオブジェがたくさんあった。

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またまたLau Pa Sat Food Court ホーカーセンターに行って、福建麺と、肉骨茶食べた。うまかった。漢方薬の味がした。中華料理やっぱりうまい。

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食後にタイガービアー飲んだ。ビルの間には月が出ていた。ほろ酔いで宿に帰った。
 
シンガポールにいると、自分がアジア人ということを認識させられる気がする。日本人という枠ではなくて。
日本人かシンガポール人かなんて、見分けがつかないんだもん。
そして、シンガポール人はみんな英語が話せる。そりゃグローバル企業が来るわけだ。欧米人にとって、日本よりシンガポールの方が、どこでも英語が通じる分、住みやすいし働きやすいと思うもん。
 

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