masa tabi blog

旅と写真と生存報告日記

10ドルでパイナップルになる Day96

Day96 / Monday, March 26, 2018

Perth, Australia - Singapore

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この日は、シンガポールへの飛行機に乗る日。

朝、宿をチェックアウトし、デポジットの20ドルが帰ってきた。

オーストラリアでの約1ヶ月近くの旅行は、300ドルでやりくりしていた。2万5千円ぐらい。そのうち宿代は90ドル。

ボランティアで田舎のリンゴ農園にいた時は、働いていた代わりに、住むところと食事はもらったので、お金は使わなかった。カードで払ったSIMカードとバス代以外は。

その後、物価の高いパースで一週間近く過ごし、動物園にも行ったけど、フィッシュアンドチップスも食べたけど、なんとか乗り切った感じだ。

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空港行きのバスが出る Elizabeth Quay のバスターミナルへ行った。

残った30ドルちょっとを何に使うかなーと考えていると、目の前に10ドルヘアカットがあったので、髪を切ることにした。おそらく4ヶ月ぐらいは髪を切っていなかったので、とっても長くなっていたのだ。日本の1000円カットのような感じか。

日本よりも物価の高いオーストラリアで、しかも10オーストラリアドル、820円ぐらい。なので、若干警戒したのだけど、時間があるし、これから違う国に行くし、と思って、自動販売機でチケットを購入してしまった。

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割と混んでおり、ベンチに座って待つ。僕の順番になると呼んでくれ、荷物を置いて髪の毛を切ってもらった。

どんな髪型にする?って聞かれたので、オーストラリアで人気の髪型は何?って聞くと、知らないって言われた。

短く、Very short っていうと、次の順番待ちの中国人風の男の子を指差して、あんな感じでいい?って聞かれたのでいいよーって言ったら、バリカンでバサバサ切られた。

 

中国人かなと思っていた女の人は、マレーシア人のワーホリで働いてる人だった。

何人?って聞かれたので、日本人だよっていうと、日本に去年行ったよって言われた。

物価高かったって言っていたので、僕はオーストラリアの方が高いと思うよって言うと、同じだって言われた。

僕は今、無職だったんだった。無職にとったら、そりゃ、物価はなんでも高く感じるはずだ。実際に高いけども。

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Goodって言われて、切られ終わった髪型は、パイナップルのようだった。

金正恩のような髪型だった。

マレーシア人に切ってもらったので、これからマレーシアに行く僕にとっては現地のオシャレスタイルに変わったのだろうか。

バイトで切ってるだけかもしれないし、いまいちよくわからない。

とりあえず、さっぱりした。10ドルの使い道としては有意義だった、と思う。

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オシャレカフェで写真整理なんかをして、ゆっくり過ごした。

椅子に座るのが疲れてきたところで、バスに乗って空港へ行った。

細かい雨が降っていて、少し肌寒く、僕がオーストラリアに来た頃の天気とは違った。

これから冬になるらしい。寒くなってきたので、今度は北の方の国へと移動する。まるで渡り鳥。

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ヒヨコの置物がいたので写真撮った。

ニワトリと、ヒヨコと三週間過ごしたので、これを見て懐かしく感じてしまった。

それにしても、よくみると、ふてぶてしい顔つきだ。

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これがパース空港の、オシャレなたいらの洗面台。掃除するのが楽そうなやつ。

空港はやっぱり綺麗だ。

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カフェでのコーヒー代とバス代を使い、手元に残っていたお金は11ドル5セント。

チェックインした後、ハンバーガー屋さんに見せて、これで食べれるものありますかって聞くと、チーズバーガーセット、11ドルのやつをくれた。

残り5セント、約4円を除いて、全て使い切ってしまった。

 

ハンバーガーを食べて、深夜特急1巻を読み終え、2巻のマレーシア、シンガポール編を読み始めたのだけど、2巻は、タイから話が始まって、シンガポールは最後だった。僕が行くのは逆の順番なのに。飛行機の中で読み終えないと。

 

そういえば時差のことを考えていたのだけど、

日本を離れてからというもの、僕は時差マイナス1時間の国をウロウロしているだけだった。台湾に始まり、フィリピン、バリ、オーストラリア西部のパース、そしてシンガポールにマレーシア。全て日本よりマイナス1時間だけの国々だ。そう考えると、日本を離れて3か月ちょっと経つのに、ほとんど日本から離れていない気がして、笑えた。

トランジットのバリにつき、同じ飛行機なのに一度降りて、遠回りをしてからまた同じ飛行機に乗った。バリの空港のシステムはおかしい。同じゲートから、同時に二つの、行き先が違う飛行機の乗客の手続きをしてた。隣のバスに乗ったら、違う飛行機に乗っちゃう。搭乗前の手荷物検査を厳しくする前に、そこをどうにかしたほうがいいのにと思った。

 

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