masa tabi blog

旅と写真と生存報告日記

リアルどうぶつの森が始まる Day71

Day 71 / Thursday, March 1, 2018

Perth, Australia

 

ついに3月になってしまった。出発してから、71日、2ヶ月ちょっとが過ぎたわけだけど、この2ヶ月ちょっとは、人生の中でもかなり濃い期間だった。すでにフィリピンにいた頃が、遠い昔に感じられるほどだ。

そして、今日から、オーストラリアでの農園ライフ、リアルどうぶつの森がはじまる。

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僕がお世話になるオーガニックファームは、オーストラリアの第四の都市、パースからバスで3時間ぐらいのところにある。リンゴ農園なんだけれど、プラムの木もたくさんあって、それが今は収穫時期だ。
これは後でわかったことなんだけど、収穫して売るだけじゃなく、プラム狩り、リンゴ狩りをやりに、時々、お客さんが来る。そして、広い土地に、そこそこ大きく、色んな野菜がある畑もあり、鶏もたくさんいる。多分50羽以上。
それを、推定60後半の夫婦(GとD夫婦)が、2人で運営している。なので、結構大変。そこにボランティアとして、僕みたいな旅行者が手伝いに来るそうだ。
 
連絡した時は、パースにあるリンゴ農園ってイメージと情報しかなかった。だけど、実際はパースから結構離れているし、一番近い街からも12キロの距離があって、ほぼ農園とその中にある家から出ることがない。
つまり、他の世界から隔離された農園漬けの生活なのだ。今でこそ、ちゃんとSIMカードを買ってブログを書いたり、通信できるが、インターネットも制限されている。とても田舎、とても自然。

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この日は初日だったので、朝早く起きて、ちょっと散歩した。乾燥しているからか、顔の肌がパリパリになってきている。

朝は7時過ぎぐらいに、シリアルを食べた。常温で保管できる牛乳が僕はずっと抵抗があったんだけど。今日はシリアルにかけてみた。牛乳パックじゃない牛乳には本当に違和感がある。

午前中はGについて行って、鳥の餌やりの仕方を教えてもらったり、荷物の積み込みしたり、雑草を集めたり、プラムを選別した。

鶏には、解凍していたビーフをお湯と牛乳でしゃばしゃばにし、Pollard(小麦を挽いた後のくず?)と混ぜて硬くし、貝殻と混ぜて餌をやる。すごい勢いで鶏たちが食べにくる。餌を持っていることがわかってて、足を突かれる突かれる。ここでは、鶏にモテる。突かれても悪い気はしない。チャボやアヒルもいる。

農業の本や養鶏の本を読みたいと思った。

Dは、Nectarine(スバイモモ)を料理しようとしていた。白いのと、赤いのがあって、白い方をもらった、食べてみるとめっちゃ美味しい。ほんとに美味しい。ここでは潤沢なフルーツが食べ放題。幸せ。

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食後は、昼寝をして4時過ぎに起きた。

鶏の水を変えたり、プラムを採った。

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プラムを採るのは楽しい。1つの木にたくさんなっているので、ぽろぽろ採れる。大きいトレイにどんどん溜まっていくので、すっごく仕事をしている気分になる。手のひらで、 twist ではなく、枝に対して roll する。 gentle に、 gentle にって言われた。

そのあと、鶏を小屋に戻した。

鶏は賢いので、自分の寝床をちゃんとわかっていて、放し飼いにしていても、暗くなってくると、ちゃんと戻ってくる。自分の故郷を知っている渡り鳥のよう。アヒルはあんまりいうことを聞いてくれない。

晩御飯は、モロッコ風の煮込み料理だった。うまかった。ワインも飲んだ。Dがスパイスをふんだんに使ってた。

Dに、どれぐらいいる予定なの?って聞かれたので、逆にどれぐらい居てもいいのか聞いたら、半年ぐらい居ていいよって言われた。

体験したことが、多すぎて、書くことはいっぱいあるのだけど、おそらくこれから3週間ぐらいはここにいようと思うので、書くことがなくなったら困るし、小分けにして農園ライフを書いていこうと思う。

 

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