masa tabi blog

旅と写真と生存報告日記

果物屋さんになる Day94

Day94 / Saturday, March 24, 2018

Perth, Australia

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この日は、ボランティアしながら住ませてもらっていたリンゴ農園が、パースの市場で果物を売るので、その手伝いに行っていた。その市場はSubiacoという駅から少し歩いたところにある。

早起きして朝の6時にその市場に行くと、Gおじさんはもうすでに準備を終えていた。

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僕が想像していた市場とは違って、小学校の場所を使って、土曜日の午前中だけ、市場が開かれているのだった。だけど、ものすごく賑わっていて、大きい野菜、果物のファームがお店を出していたり、ハチミツを売っている店があったり、アロマオイルや服、ソーセージなんかの食べ物も売っていた。

そして校庭には、羊とのふれあい動物園まであったのだった。

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Gおじさんの場所は、とても小さいテント一個の売り場。

リンゴ、ネクタリン、ナシ、プラム、菜っ葉、トマト、プラムレザーと、僕が袋詰めしたであろうアップルクリスプもGおじさんが持ってきていた。パセリやピーチ、かぼちゃなんかもあった。

そして、ニワトリやアヒルたちの卵もあった。

まだ農園を離れて少ししか時間が経っていなかったけど、とても懐かしかった。

配置を整えたり、金額を覚えたり、ラベルを書いたりした。そして、オーストラリアのお金が、コインが、どれか怪しかったので、確認した。

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朝の8時からオープンなのに、20分前ぐらいからお客さんが来た。

リンゴがとってもたくさん売れる。お客さんはみんな笑顔で声をかけてくれ、僕も拙い英語でお客さんと話したり、会計を手伝った。秤で重さを測って、金額を伝えて会計する。多くの人が、とても軽いリサイクルバックを持っていて、それぞれそれにリンゴをつめて、僕が袋ごと測るという感じだった。

他の店を見ると、Gのお店は一番小さくて、しかも値段が高い。他の店ならリンゴは$2~4/kg、プラムは$3/kgなのに、Gのお店はどれも$7/kgと倍以上の金額だ。それでも飛ぶように果物が売れる。

オーガニックってそれほど価値があるのだと思った。びっくりだった。

ネクタリンがすぐ売り切れ、後からきたお客さんが買えなかったのと、プラムがどれも少し熟しすぎていたのが残念だった。柔らかいプラムはたくさんあったけれど、熟しすぎていてよくないので、奥の方に置いていた。

パセリやグリーン、そして卵がすぐに完売した。トマトも早く売れた。

みんな本当にたくさんフルーツを買っていく、中には50ドル分も買ったりする人もいる。リンゴに4000円ってすごいなと思った。オーストラリアは外食すると高いので、フルーツは外食するのに比べたら、比較的安いのかもしれない。

日本人のお客さんも多かった。家族連れなんかも。

慎重に計算して、お釣りを返した。たまにクレジットカードで買う人もいて、Gはちゃんと、カード決済の機械も持っていた。

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自分が袋詰めしたり、採ったり、育てたりと、少なからず関わった品物が売れるのを見るのは、そして売るのはとても楽しかった。面白い経験をさせてもらったと思う。

市内までGに送ってもらいお別れを言った。そして、プリントしていた写真をあげた。

 

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