都会に出てきて寂しさを感じる Day91
Day 91 / Wednesday, March 21, 2018
Perth, Australia
今日はボランティアの農園を離れて、パースへ戻った。そして、世界で一番美しい街、世界で一番住みやすい街と言われるパースを歩いてみた。農園へ行く時は、空港から直接バスで田舎の街まで行ったので、市内を全く見ていない。なので初めてパース市内に行く。
朝起きてから、最後のニワトリの餌やりをし、お別れを言った。ニワトリたちは、コッコッコって言ってた。部屋を片付け、荷物のパッキングをし、みんなにお別れを言い、10時過ぎにDおばさんが車3時間近くかかるパース市内まで送ってくれた。
パースは少し渋滞していた。
それでも、街に向かう電車の線路が、ハイウェイに沿って走っていて、それぞれの駅には、大きい駐車場がある。街の駐車場で車を停めるとお金がかかるし、スペースもないので、みんな少し郊外にある駅の駐車場に車を停めて、電車に乗って都市部へ行くみたいだ。合理的だなーと思った。
パースの2つ前の駅で車から降ろしてもらい、Dおばさんとお別れをし、電車で市内へ行った。
パースに着くと、そこはおしゃれな街で、都会だった。古い建物と、近代的なビルが入り混じっている感じ。そして、街には、中国人や日本人といったアジア系の人がめちゃくちゃ多い。それもおそらく大半は、観光客ではなく、こっちに住んでいる人々だと思う。
ドミトリーには、でかい部屋に、ベットがポンポンって置いてあるだけの、不思議な空間だった。16人部屋だった。簡単な朝食付きで5泊で90A$だから1泊1500円ぐらいかな。オーストラリアにしてはかなり安い部類なんだと思う。
長期滞在している人がとても多かった。おそらくワーホリで働きながらここに泊まっている人ばかり。共同の広いキッチンには、壁一面にボックスがあり、その人たちの食材がたくさん置いてあって、みんな自炊していた。
みんな働いている人ばかりだからか、帰ってきて寝るだけみたいだし、そんなに居心地はよくなかった。なんで5泊もまとめて予約してしまったんだと後悔した。
一息ついてから、日本料理屋さんにラーメンを食べに行くと、僕が日本人ってすぐわかったのか、日本語で注文を聞いてくれた。飲料水も出してくれた。ワーホリの人だと思うけれど、海外に出て自分で仕事探して働くなんて、ほんとに偉い。
そのあと暑い中、ベルタワーまでカメラを片手にずっと歩く。
一回ゲストハウスに戻り、またスーパーまで1.5キロぐらい歩いた。
パースには、市内を無料のバスが走っているのだけど、この時僕はまだそのことを知らない。物価が高い国での節約のために、ひたすら歩いていた。そしてスーパーでパンと飲み物を買った。
街は確かに綺麗だし、おしゃれだと思った。
都会に来ると、そして周りに日本人が多かったり、みんな働いていたりすると、自分が仕事をしていないプータローの存在だと意識してしまうことになるので、ちょっと寂しくなる。
優しいあったかいDonnybrookの農園を、Dおばちゃんにもらった乾燥させたリンゴを食べながら思い出した。これ本当に美味しい。
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