続・ニワトリ愛について Day88
Day 88 / Sunday, March 18, 2018
Perth, Australia
今日は暑かったのもあり、そんなに働かなかった。
そして、次の国、シンガポール行きの飛行機のチケットを買った。オーストラリアの空港税が高くてびっくりした。
昨日、ニワトリ愛について書いたのだけれど、
ニワトリについて驚いたことがたくさんあるので、続きを箇条書きにして何個か書こうと思う。
- 鶏は眼球を動かせないため、首を動かして対象を捉える。そのため行動中は常に首を前後に動かしている。
- 米粒ほどの小石を食べる。鶏には歯がないので、砂のうという胃の一部に小石をためて、筋肉の収縮で食べたものをすりつぶす。小石が不足すると、消化できず、下痢をしたりする。砂肝?
- オスは1日11〜15回程度交尾する。
首を動かしているのは、そういう理由だったんだとやっとわかった。落ち着きがない鳥だとか思っててすまなかった。砂肝がなんたるかもわかった。そしてニワトリすごい。
- 鳥類はヒナの面倒を見れるだけしか生まないが、生んだばかりの卵がなくなると、次々に産む性質がある。鶏の祖先も年間10数個しか卵を産まなかったが、人間が卵をとるようになって、毎日産むようになった。
- 21日で孵化、150日で大人。寿命は10年。大切に飼えば15年も生きる。2年目以降産卵は徐々に減り、産卵は7〜8年で停止する。
- 住宅街で飼っている人もいるとか。メスだけならあんまり鳴かないので住宅街でも飼いやすいらしい。
ニワトリのお腹のしたから卵をとると、時々悲しそうにしているけど、それで次々卵を生んでくれるのならしようがない。15年も生きるなら、もはやペットだ。もし、万が一、ちょっと郊外の大きい庭のある家に住むことがあったら、ニワトリを飼おうかなあと思った。
- 日本の場合、ブロイラーの種鶏につながるニワトリの多くを輸入しているのが現状。日本の養鶏が必ずしも自国内で自立していないともとれる。
- 比内鶏と比内地鶏の違い。比内鶏は天然記念物で保護の対象なので、流通経路に乗せられない。なので、他の品種との交雑集団を作って出荷する。
- 現在いろんな種類がいるニワトリの祖先は、東南アジアのセキショクヤケイ。
比内鶏と比内地鶏の違いなんて知らなかった。そして、日本の養鶏の現状についても気になった。
そして思い出したのは、フィリピンでバロットを食べたこと。
バロットは卵の中でヒナが成長したやつを茹でて食べるんだけど、かなりグロテスクだ。僕はじゃんけんで負けて食べることになったのだけど、孵化する寸前のやつだったみたいで、そういえば若干、羽が生えていた。
そして、孵化後500日を超えて、卵をうむペースが遅くなって処分されるニワトリを、廃鶏というそうなのだけど、それを有効活用できないものかなと思った。
あと、闘鶏が気になる。どんなものかタイで見に行ってみたい。
そして、ラオスにセキショクヤケイ探しに行ってみたい。
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