masa tabi blog

旅と写真と生存報告日記

久々にシャバの空気を吸う Day73

Day 73 / Saturday, March 3, 2018

Perth, Australia

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朝、今日は休息日だよって言われた。街へ連れて行ってくれるとのことだった。

これは喜ぶべきことだった。

というのも、僕のいる農園は、とても小さい一番近い街から12キロも離れており、そして、半径10キロ圏内には家も20件ぐらいしかないのではないかと思われ、おそらく売店もなにもない。つまり、何か欲しいものがあったら、連れて行って!とお願いするか、12キロの道のりを歩いていくしかないのだ。車はおそらく勝手に使えない。僕はボランティア要員として、農園に軟禁されているのだ。

Dに、昼すぎに出発しようって言われていたのが、14時になり、16時にとどんどん遅れた。

Gは早朝からパースの市場に行っており、1泊してから帰ってくるので、今日は帰ってこない。Dおばあちゃん、ひとりなので、 結局、今日も普通に手伝いした。

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鶏の餌やりして、苗を育てるビニールハウスみたいなところの整理して、枯葉を集めたりもした。

Dに言われたことに、うん、うん、って相槌をうって返事をしていたら、Yesって言えって言われた。なにかしてもらう時は、Yes だけじゃなくて、Yes Please ってつけろって言われた。
そのあとパンケーキを食べたり、メロンを食べたり、ブログの書いたり、洗濯した。

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16時からは、車で40分ぐらいのところにある、少し大きな都市、Bunbury に連れて行ってもらった。市内観光するよってことで、海辺を車で走ってくれたり、スーパーによってくれたり、フィッシュアンドチップスご馳走してくれた。

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海は素晴らしく、光が眩しく、いろんな人が思い思いにくつろいでいた。

中心街から道を二本挟んだ、徒歩5分もない海岸線沿いには、ビーチがあったり、タープが張ってあったり、無料のバーベキュースペースがあったり。芝生に寝転がっていたり、ビール飲んでいたり。そして、家はどれもおおきく、だいたいが一階建てで大きい庭があった。みんなゆっくりで、豊かな雰囲気が漂いまくっていた。

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こういうゆったりしたキレイな街の背景には、日本とは違った文化や習慣があるから、日本人には、こんな街は作れないだろうなと思った。土地が狭くて人口も多いっていうのはもちろんあるけど、そうじゃない部分で。

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街の広場では、アクロバティックなモトクロスのイベントしていた。くるくるまわってて興奮した。Dおばあちゃんもファーって言ってた。息子にはさせられないって。危険だって。

そのあと、スーパーに行って、SIMカードを買う。そして、出前一丁の即席麺が売っていたので2つ買ってしまった。スーパーに入っている店は、ほとんど全部18時で閉まるというのに、びっくりした。

物価は、空港が特別高かっただけで、スーパーは特別そこまで高くなかった。普通に暮らしていけると思った。町の郊外に少し店があった。

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Dおばあちゃんが、でかいフィッシュアンドチップスご馳走してくれた。でかくてうまかった。ドレッシングもうまかった。ジンジャービアーもうまかった。
Dは、小麦アレルギーなので、外食ができないらしくて、紅茶だけ飲んでた。ちょっと申し訳なかった。パンが主食の国で、小麦アレルギーって大変だ。グルテンフリーって言うらしい。

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やっぱり、外に出ないとダメだと思った。狭いところにいると(土地は広いけど)、知らず知らずストレスが溜まる。少しの外出だったけど、楽しくリフレッシュできた。初めて、そんな気持ちを純粋に感じることができたかもしれない。今までだと、自分の意思でどこへでも行けたので。

今日も、雲ひとつない、綺麗な空を見ながら帰り、寝た。

 

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