憧れのキンタマーニ Day66
Day 66 / Saturday, February 24, 2018
Ubud, Bali, Indonesia
せっかく仕事を辞めて、どこでもいけるわけなので、どうせなら、地名が変なところに行ってみたい。たとえば、ンゴロンゴロだとか、キンタマーニだとか。
この日はキンタマーニに行ってきて、ウンコのコーヒーを飲みました。
朝5時ぐらいに目が覚めた。朝食はホットバナナを挟んだトーストに、ライチとドラゴンフルーツだった。このホットバナナトーストがとても美味しかった。800円の宿なのに、こんなにおいしい朝食付きなんて一体どうなってるんだ。日本だと朝食だけで800円しそう。
朝食食べながら話をした隣のアメリカ出身の女の子は、今日ヨガに行くらしかった。なんでもシャーマンブレスとかいう、10時から18時までのコースらしく、呼吸法に興味があるとか言っていた。トランスできるといいねって言っておいた。
ちょうど今日はなにかのセレモニーの日らしく、敷地内のお寺にいつもよりたくさんのお花をがざっていた。このなんとも言えないエキゾチックな匂いが良い。インドほど強烈でなく。一体なんの匂いなんだろう。ジャスミン?
僕は、有名な棚田を見に行きたかったので、バイクで出かけることにした。インドネシアは警察官の汚職が結構あって、バイクで走っていると、止められて賄賂要求されるっていう話を聞いていたので、ちょっとビビりながら向かった。棚田には問題なく着いた。棚田よりも、それまでの田んぼと家とお寺のある風景に僕はとても惹かれた。暑かった。中国人の観光客が結構いた。
そこから、キンタマーニ高原に向かう。道には果物を売っている人がたくさんおり、色とりどりの果物が、超カラフルできれいだった。全部文化遺産かよっていうほどの、遺跡に近いお寺が、道沿いに山のようにあった。本当にそれは素敵な光景で、何度も書くけど、ウブドが好き。あと、ボーイスカウトのような制服を着た少年少女たちが結構いた。10歳ぐらいかな?って子がバイク二人乗りで運転して飛ばしていた。
キンタマーニ高原に近づくにつれて、だんだん寒くなってきた。標高が高いだけはあった。ジャケット持ってこなかったことを後悔した。このあとさらに雨が降ったので、なおさら後悔した。
山には霧がかかっていたけど、なかなか壮大な景色だった。なかなかの素敵さだった。雨も降ってきたので、ワルンでご飯食べる。眺めのいい席に座る。ナシ・チャンプルー頼んだ。ウブドのワルンに比べたら、3倍の値段がするけれど。出てきたのは、結構大皿で、めちゃ色とりどりだった。
雨が強くなってきて、寒かったので、ジンジャーハニーを注文した。でっかいポッドで出てきた。雨宿りに、イギリス人の男性が入ってきて、話を聞いていると、23年間、旅しながら世界中いろんなところで住んでるらしかった。お金はどうしてるのか聞いたら、小さいビジネス、ジュエリーとか石を輸出して商売してるよって言っていた。生活するにはそれで充分だって。バリにはよく来るそうで、突然、地元の人とバリ語で話だして、びっくりした。何者だ!ってなった。
仕事を辞めて旅行しているんだ、って言ったら、めっちゃいいね!Big adventure だねって言われた。あなたの方がよっぽどですよ!って流暢な英語で伝えたかった。いろんな人がいる。
冷たい雨の中、帰りは違う道を通って帰った。噂のウンココーヒー、コピルアク飲みに農園に入った。女の子に案内をしてもらった。コーヒーやコピルアクの説明を受けた後、試飲用に12種類のコーヒーや紅茶を出してもらって飲んだ。
この子がジャコウネコらしい。
ジャコウネコにコーヒー豆食べさせて、消化されずにウンコとして出てきた豆を洗って焙煎するのだそうだ。香りがいいのだとか。とても高級なのだとか。
コピルアクを頼んだら、サイフォンで出てきた。味は美味しかったと思う。
宿まで、スクーターに乗って帰った。雨に打たれたので、お腹がぐるぐるいって、トイレに行って出た僕のウンコは、赤かった。多分ドラゴンフルーツジュースのせい。今日はウンコに縁ある一日だった。
晩御飯は、アメリカ人とドイツ人の女の子達と食べに行った。ヨガに行ったアメリカ人の子は、ちゃんとトランスできたらしい。
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