masa tabi blog

旅と写真と生存報告日記

新疆ウイグルへ

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Day 182-183 / June, 20-22, 2018
Seoul, South Korea - Beijing - Urumqi - Trupan, China
 
朝は臭いベットでだらだらして7時半ごろにソウルのゲストハウスを出た。地下鉄、電車に乗って仁川空港へ向かう。
空港には無料の寝るスペースまであって、トランジットにとっても優しい作りになっている。設備が整っている。ハブ空港ってこういうことなのかと思った。
僕はプライオリティパスを持っているのでラウンジに入り、白ワインをのみ、お腹いっぱいご飯を食べた。
 
北京でウルムチ行きの国内線に乗り換えた。預け荷物の重いバックパックをとって、また預ける。先に機械で自動の指紋登録みたいなのをしてから入国し、スタンプを押してもらった。空港は広くて歩かされる。
国内線に乗るための手荷物検査は厳しかった。止められてバッテリー関係をすべて出すことになった。搭乗の時間ギリギリになった。飛行機は滑走路で長い時間待機し、飛び立つまでに時間がかかった。
窓からは砂漠が見える。やっと僕の旅行が再開した気分になった。

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ウルムチは小さい空港だった。驚いたのは、北京から遠く離れているにも関わらず、時間が同じだということ。北京時間。緯度も高いので夜の10時前なのに外は明るく、人もたくさんいた。1日が長く感じる。

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そして、かなり都会だった。高層ビルがたくさんある。外はどこもかしこも工事をしていて、新しいビルや道路を建設していた。
ネットはブロックされていて、ラインが繋がらない。Kindleで本も買えない。Google検索もできない。インターネットが自由に使えないのは、わかっていたこととはいえ、つらい。不便。

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街中には、いたるところに交番があり、警察官も多かった。5年前は交差点ごとに戦車が止まっていたそうだ。ゲストハウスにチェックインした後、8点半っていうコンビニで、水とジュースを買った。そのあと寝た。

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次の日、BRTという地上を走る地下鉄?に乗る。長いバスだけど乗り場に改札がある。たったの1元という安さ。運転がめちゃくちゃ荒く、急ブレーキで叫び声が上がった。街には漢民族の人ばかりだったが、バスにはウイグルの人がとても多かった。住んでいる地区があるのだろう。窓からはモスクも見えた。
トルファン行きのバスが出る、南バスターミナルへ向かう。タブレットで場所をみながら、それらしき場所で降りた。ウイグル人が多い地域だろうけど、どこにも中国の国旗やスローガンが掲げてあった。

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南バスターミナルでは、セキュリティーチェックを受けてパスポートを見せ、中に入る。パスポートを見せて切符を買う。パスポートを見せて待合室に入る。

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外は曇っていた。風力発電の風車がたくさんあった。ずっと工事しており高速道路を作っているみたいだ。窓からの景色は岩の塊の山と、風車と、工事の車だった。

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途中、検問が2回あり、パスポートとスタンプ、顔写真を撮られた。外国人はバスから降ろされた。国内を移動するだけなのに、かなり厳しかった。バスに乗るのも疲れる。
新疆ウイグル地区での移動は、制限されているみたい。
ウイグル人も中国人もIDカードを持っていて、行き先を全てチェックされる。自由に行動はできない。街には顔認識をする監視カメラがたくさんあり、生活するにも行動が把握されている、と言う話も聞いた。

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トルファンは街だけど、ウルムチより優しい感じだった。
道路には専用のバイクレーンがあった。走っているのは、ほとんどが電動バイク。音がとても静かだった。もちろんマフラーがない。
これには驚いた。平地だからできることなのか。

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ゲストハウスに荷物を降ろした後、ご飯を食べに行った。
店員さんが、スマホを出して、翻訳アプリを使いながら注文とってくれた。優しい。
 

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